山中食品は千葉県旭市にある米菓製造会社です。創業が1949年ということですから伝統のある会社です。看板商品である「雷鳥」や「しぐれ揚」といったあられは旭市や周辺の市町村なら誰でも知っているというくらいの地元ファンの多いお菓子です。
おすすめ商品「雷鳥」
「ソフトなガーリック味」とありますが、いやいや結構ガツンときます。ガーリックの粉末がたくさんついていると「当たり!」という感じがします。
東日本大震災で工場が被災
2011年3月11日、東日本大震災が日本を襲いました。マグニチュードは9.0、宮城県北部で最大震度7を観測し、北海道から九州まで震度1以上を観測するという未曾有の大地震です。千葉県でも最大震度6弱を観測し、あらゆるインフラが麻痺してしまいました。その後、東北沿岸を襲った大津波は千葉県も大きな被害を受けました。千葉県はこの他液状化の被害も大きくインフラ復旧に相当な期間を要さざるを得ませんでした。
津波の痕跡から推定される千葉県内の最大津波高は旭市飯岡地区で7.6mにも達しました。
山中食品の工場はこの大津波で全壊しました。その後、しばらくして商品は市場から姿を消してしまいました。
でも、社長は悩んだ末、再建しようという決心し、2年後には工場を再建したのです。旭市の復興のシンボルとなりました。
10年以上経っても地域が応援
今でも山中食品の直売所には多くの人が商品を求めて集まってきます。まずは旭市民がこよなく愛するソウルフードのようなこのお菓子を是非ご賞味ください。リピーターになること請け合いです。これからも山中食品を応援します。
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